AI従業員 / コラム

Column

足立区の測量会社、外出中の連絡をAIで受ける

2026-09-20 ・ 合同会社9Z 須賀龍平

この記事の要点

足立区の測量会社にとってのAI活用とは、どう測るか、図面をどう仕上げるか、境界確定にどう向き合うか、いくらで請けるかという判断を測量士や土地家屋調査士といった有資格者に残したまま、問い合わせの整理と、測量の種類・面積・立地・境界の有無・提出先といった見積もりの聞き取り、提出書類の定型部分の下書き、立会い日程の整理だけを仕組みに持たせること。足立区は木造住宅の密集した市街地が多いといわれ、建替えや相続に伴う境界確定や確定測量、狭小地の隣地立会いの依頼が続く。しかも作業員や有資格者が一日中現場に拘束され、戻れば成果品と役所・元請への提出書類が待つ。測量と成果、金額の判断は必ず有資格者が握る。区内の保木間で一人会社を営み自社の事務もAIで回している須賀龍平が、現場拘束の一日で連絡を落とさない形を書いた。

足立区の測量会社で、AIが持てるのは受付と書類の外枠まで

足立区の測量会社でAIに持たせられるのは、留守電やメールに残った依頼を文字に起こして束ね、土地の所在地や広さ、建替えか相続か売却か、隣地が何軒あるかを一往復で聞き切る返信文を用意し、境界確認書や報告書の宛名と決まり文句を先に埋め、立会いの日程伺いを人数分そろえるところまでです。杭をどこに打つか、図面に何を描くか、隣地と見解が割れたときにどう収めるか、いくらで請けるか。ここは測量士や土地家屋調査士といった有資格者の仕事のままです。

その依頼は、相続した実家を建て替えるので境界をはっきりさせたい、隣との塀がどちらの敷地に乗っているのか分からない、といった相談から始まり、有資格者が現場に立つ最中に届きます。

なぜ足立区では、建替えと相続の相談が現場の一日に割り込むのか

足立区は古くからの木造住宅が建て込んだ一角が多いといわれます。代替わりや老朽化をきっかけに建替えや売却の話が動き、その前段で境界の確定と確定測量が要る。ところが、その連絡が届くとき、有資格者は別の現場で杭を探していて機器のそばから離れられません。しかも建替えや売却の相談は相見積もりになりやすく、返事の遅い会社から順に候補を外れていきます。

敷地が狭く隣り合うぶん、一つの土地の境界を確定するのに立ち会ってもらう相手が二軒、三軒と増えることも珍しくないと聞きます。隣地が空き家で持ち主探しから始まれば、日程伺いの往復はさらに延びます。人を採ろうにも、測量士や土地家屋調査士は資格と経験が要るぶん応募が少なく、受付だけを別の誰かに任せる体制は組みにくいと聞きます。行き着く先は、日中現場に立った有資格者が、夜に留守電を聞き返し、翌日の立会いの案内まで一人で抱える形です。足立区の小さな会社が、受付と書類のどこから仕組みに預けると無理がないかは、業種をまたいで足立区の中小企業がAIで事務・問い合わせ・営業を軽くする方法にまとめてあります。

狭小地の立会いと提出物が、有資格者の夜を埋める

現場から戻った有資格者の机には、その日の観測データと締め切りの決まった提出物が並びます。境界の確認書には隣地の署名がいるので、立会いの日取りが決まらなければ先へ進めません。

測る技術で勝負したいのに、勝負の前後にある電話番と書類の外枠に時間を吸われる。足立区の測量会社の詰まりは、そこに尽きます。だから、受け止め・聞き返し・案内文と確認書の枠・返事待ちの一覧といった判断のいらない部分をAIに一次で受けさせ、境界と数値と金額の判断だけを有資格者が引き取る形になります。業種として共通する考え方は、測量業の見積もり・書類作成をAIで軽くするに置いています。

AI従業員に任せられる業務の例

有資格者が現場で手を離せない時間に届いた連絡を代わりに受け止め、戻ったら確かめて送るだけにしておく。それがAIの役目です。

どこに杭を打つか、座標と面積をいくつで確定するか、確認書に何を書き入れるか、送るかどうかは、必ず有資格者が決めます。仕組みそのものはAI従業員のサービス紹介に書いています。

入口の決め方と、足立区の事務所へ出向く範囲

入口は、取りこぼすと痛い受け口を一つに絞ることです。足立区の測量会社なら、現場に出ている日に留守電へ入る新規の相談か、隣地へ送る立会いの案内文が、たいてい最初の候補です。

道具は今のままで構いません。事務所の電話、メール、LINE、確認書のExcelやWordの裏で、届いた連絡をAIが文字に起こし、所在地・広さ・目的・隣地の数・提出先の順で一覧に載せます。最初の2〜14日は、実際に届く相談を一緒に眺め、聞き漏れの多い項目と取りこぼしの出る時間帯を見て、聞き返しの並びと確認書の外枠を御社向けに直します。

拠点は足立区の保木間で、竹ノ塚・西新井・北千住あたりの事務所であれば出向きます。草加市・八潮市、それに葛飾区までも直接うかがえる範囲です。留守電と立会い案内の控え、提出物の締め切りがどう重なるかは、御社の机で一緒に見るのが一番早いからです。

よくある質問

境界の位置や面積の数字も、AIに判断させるのですか。

させません。杭の位置、座標と面積の確定、図面の中身、隣地と食い違ったときの収め方は、測量士や土地家屋調査士といった有資格者が決めます。AIが受け持つのは、文字起こしと聞き返し文、確認書や案内文の外枠までです。

現場で丸一日つながらない日に届いた相談は、どうなりますか。

届いた順に文字へ起こして要点を並べ、足りない条件を聞き返す返信文まで用意します。戻った有資格者が確かめて送れば、その日のうちに一往復目を終えられます。電話はこれまで通り人が取り、出られなければ留守番電話の伝言をAIが要点だけ書き起こします。

隣地が多くて立会いの日取りがまとまりません。そこも手伝えますか。

手伝えます。隣地ごとの希望日と都合の悪い日を受け取り、全員が空く候補を並べて案内文の下書きまで人数分そろえます。誰をいつ呼ぶかを決めて連絡するのは有資格者です。

区役所や法務局に出す書類は、どこまで任せられますか。

宛名、案件名、決まり文句といった外枠までです。境界確認書や成果報告書は御社の書式を型に下書きするので、白紙から書く回数は減ります。座標、面積、図面、申請そのものは土地家屋調査士や測量士が確認し、提出物の責任は人の側に残ります。

有資格者が社長一人、あとは補助の作業員だけの会社でも、意味がありますか。

あります。現場に立つ人と受付をする人が同じ一人であるほど、日中の連絡と夜の書類が一人の上に重なります。その片側だけを先に外す形なので、小さい会社ほど効きが見えやすい構造です。

まとめ

足立区の測量会社で受付と書類が後ろへ押し出されるのは、段取りの問題ではなく、建替えや相続に伴う境界の相談が現場の一日に割り込み、戻れば狭小地の立会い調整と提出物が待つ、という土地の事情が重なるからです。境界と数値と金額の判断は有資格者から動かさず、その手前の受け止めと聞き返し、確認書と案内文の外枠だけを仕組みへ移せるかが、次の一件を落とすかどうかを分けます。

僕が足立区の保木間で営む合同会社9Zには、僕のほかに人がいません。トータルステーションを据えたこともなければ、隣地との立会いに立った経験もありません。それでも、止められない作業の前後に受付と書類が挟まって両方が滞る感覚は、一人で会社を回していれば毎日のように味わいます。会社を大きくしようと外注先を次々に足した頃、増えたのは仕上がった仕事ではなく進み具合を確かめ合う連絡で、そこに利益を食われて手元は薄いままでした。その後、外注先を一社だけ残し、受付と書類の外枠づくりのような判断の要らない部分をAIに持たせてからは、利益の残り方が元の形へ近づきました。現場に出ている間の受付と、夜に残る書類の外枠をAIに預け、有資格者の時間を境界と成果に戻す。その最初の一件を、足立区の事務所で、15〜30分の無料診断から一緒に決めませんか。

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須賀龍平(合同会社9Z 代表)
この記事を書いた人 須賀 龍平 — 合同会社9Z 代表

1996年生まれ。一人で会社を経営。業務委託で組織を広げた結果、利益とゆとりを失った経験から、「人がやらなくていい仕事はAIに任せる」やり方に切り替え、自社で実践したうえで「AI従業員」を事業化。在宅ナレーター育成スクールほか複数の事業を一人で運営している。

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